エピソード  ◇  1

かつて、ピティナ・ピアノコンペティションの特級本選でのエピソードです。

ゆっくりしたテンポの部分でしたが、鍵盤の辺りに”蚊”が飛んできました。
指が動いているにもかかわらず蚊は低音や高音、
しまいには指にも止まったりして行ったり来たり。
私は、とにかく集中・集中と必死で自分に言い聞かせた数分でした。

昔、名テニスプレーヤーが、試合中にものすごい数の小さなハエが顔の周りに
飛んでいたにもかかわらず(周りの選手達は集中力を欠いてなかなか試合に
集中できない中)平然と試合を続けたことがあるそうです。
そして試合後、関係者に「ハエは友達」と答えたという話を聞いたことがあります。

私はさすがに蚊と友達にはなれませんでしたが、
でも、このことはその後にもとても良い経験になりました。
Filed under: 感じること — junko 16:35