練習

練習している時、本番の時と同じくらい 〜 集中力のもっていきかたが少し違うけれど。 〜 のエネルギーを使います。もちろん、まだ譜読みの時であって も、最初の音を出す瞬間から演奏力・集中力・体力・精神力を使っていくと同時に、そこからコントロールが始まっているようです。
表現することは楽譜から、音から、ひびきから、全身から・・・etc. 感じて演奏していくので、練習の内容やコントロールの方法 他、たくさんのことが要求されます。

“主観と客観” 〜 私の中でいつも考えている、たくさんあるなかの1つです。
感じること — junko | 2006-10-15  15:42

静かな朝

空気が澄んだ、そして、季節ごとにさりげなく変わっていく色合いをもった静かな朝は、どんなに忙しい日でも、深呼吸しながら一日の始まりに浸る嬉しさがあります。

最近は、透明感のあるひんやりさを感じる日が増えてきたようです。
今日一日のスケジュールは=練習。
感じること — junko | 2006-10-14  07:43

雨の日は、お天気の日とはまた別の意味で楽しみを感じることがあります。

少し肌寒いので、あったかいミルクティーを飲みながら読書したり、ピアノの練習では、時々ひらめく新しい練習方法を試してみたり。。
外の草花についている雨の粒が、宝石のようにゆれているのを眺めたり、鳥の鳴き声がいつもとは少し違っていたり etc..
皆さんはどんな日を過ごしていますか?
感じること — junko | 2006-10-05  09:16

今、家の中にたくさんの花が飾られています。
毎日、風がはこんでくれる”ゆり”の香りにふっと立ち止まったり・・”ばら、カーネーション、ききょう”など、いろいろな表情を感じています。
今の時期は”キンモクセイ、コスモス”も素敵ですね。
“紅葉”の季節ももうすぐです。
想像の中で素敵な額縁をあてはめてみると、お気に入りの写真展のようです。。
感じること — junko | 2006-09-29  10:39

最近。。

9月に入ってから、秋を思わせる風や空気を感じます。
最近、ディヌ・リパッティ、マリア・ジョアン・ピリスのCDを聴いていました。

リパッティのショパン、モーツァルト、グリーグ、シューマンのピアノ協奏曲や、ソロではモーツァルトのソナタ、ショパンのワルツ、バッハのパルティータ他・・です。音の美しさに引き込まれます。そして感性の素晴らしさ。。
ピリスのCDでは、モーツァルトの協奏曲やソナタ他・・聴いていました。音楽の表現力、流れ。。素敵な魅力あふれる音楽です。。
感じること — junko | 2006-09-01  14:18

バッハ

昨日、バッハの平均率ピアノ曲を聴いていました。気持ちが落ち着く音楽だなと改めて思いました。ハーモニーのどこをとっても、そこに存在する、時には静かに、そして時に激しいパワーが秘められ、宇宙空間のような大きさを感じました。
感じること — junko | 2006-03-24  18:28

夏 〜 シチリア島

夏に、シチリア島に滞在した時のことです。

毎日暑い日が続いていましたが、数日は気温40度を超すこともありました。
“1.5リットル”ほどのミネラルウォーターのペットボトルを持ち歩きながら
練習したことを思い出します。今考えると少し笑ってしまいますが。。

野外でのコンサートもありました。素晴らしい風景に囲まれて
とても楽しいときでした。山の方だったので、ピアノを運んでくるのに時間がかかり
調律がほとんどできない状況で、あまり音が良い状態ではなかった時がありました。

でも、空を見上げたら満点の星で、星達がみんな笑っているかのようにキラキラと
輝いていました。私は、ゆっくりな楽章で上を見ながら弾きました。

演奏後、お客様に「今日は”星”を見て演奏しました。」とご挨拶すると
拍手が沸き起こりとても喜んで下さったことがあります。
感じること — junko | 2005-12-08  16:53

エピソード  ◇  1

かつて、ピティナ・ピアノコンペティションの特級本選でのエピソードです。

ゆっくりしたテンポの部分でしたが、鍵盤の辺りに”蚊”が飛んできました。
指が動いているにもかかわらず蚊は低音や高音、
しまいには指にも止まったりして行ったり来たり。
私は、とにかく集中・集中と必死で自分に言い聞かせた数分でした。

昔、名テニスプレーヤーが、試合中にものすごい数の小さなハエが顔の周りに
飛んでいたにもかかわらず(周りの選手達は集中力を欠いてなかなか試合に
集中できない中)平然と試合を続けたことがあるそうです。
そして試合後、関係者に「ハエは友達」と答えたという話を聞いたことがあります。

私はさすがに蚊と友達にはなれませんでしたが、
でも、このことはその後にもとても良い経験になりました。
感じること — junko | 2005-11-29  16:35

きけきけひばりを

最近、シューベルトの「きけきけひばりを」を弾いています。

第1節はシェークスピアの詩「シンベリン」によるもので、
明るく透明感のあるひばりの歌声が響き渡る素敵な曲です。
ちなみにシェークスピアの作品は私の愛読書の1つです。

鳥といえば、例えばハイドンの幾つかの作品には小鳥をイメージする音が出てきて、私達を楽しませてくれます。

毎年春になると、家の近くではうぐいすが鳴いています。
昨夏には、道路の端をカルガモ親子が並んで歩いているのを見つけ、思わず道行く人と固唾をのんで見守ってしまったことがありました。
感じること — junko | 2005-11-20  14:50